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| 2004/3/18 |
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『新宿二丁目のほがらかな人々』
著 者:新宿二丁目のほがらかな人々 出版社:角川書店
発行日:2003年05月 本体価格:1,900円
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本に関わる仕事をしているためか「オススメの本を教えてよ」と言われる機会がよくあります。条件反射で「私が好きな本を聞いているのかな?」「それともその人にあった本を選んで欲しいのかな?」と考えてしまいます。自分の価値観とは別に“これは売れるだろう”と予想する選択眼が必要とされる仕事をしているため「オススメの本」と言われると何を要求されているのかとっさに考えてしまうんですよね。で、どうするかというと「どんな本が好きなの?」と聞いて、“こんな本好きそうだな〜”と予想してみたりするのですが…実際どうでした?私に本を薦められたみなさん(笑)。
この読書日記はそういった「売れる、売れない」という価値観を外して、自分が読んだ本の感想をを自分の感性で書いていいコーナーでした。そんな場所がなくなるのは寂しいのですが、またいつかいい形で復活を…目論んでおります。その時にはまた暖かく迎えてくださいませ。よろしくお願いいたします。
そして最後に私がオススメする本書は“世の中をおねぇ言葉で語る別角度批評本”。昨年『こんなオトコの子の落としかた、アナタ知らなかったでしょ』を読んでいたく感動し、インタビューにまで行ってしまった私は、最近ゲイの人たちの感性、考え方に大注目中なんです。美意識、人との付き合い方、人生を楽しむコツ…はっきり言ってかなり勉強になりました。本書は3人の男性(恋愛対象も男性)たちの“ほがらかな?”おしゃべり(対談集)なのですが、切れ味抜群!鋭い視点と突き抜け感が読んでいて気持ちがいいんです!頭のいい友人と楽しくしゃべる時間って最高ですよね。話題は何であれ元気がでるし、自分の世界が広がった気がします。本書にもその至福感を感じるんです。具体的なテーマは恋愛、マナー、プレゼント、ファッション、ライフの5つ。男性でも女性でも、生活を楽しんで、ステキな人間関係を持って、ゴージャスに生きたいなぁ…と思っている人はぜひ!読んでみてください。性を超越した普遍の「何か」がこの中にはあるんです(笑)。そしてこの「何か」は、いい女になるのに役に立つ「何か」だと私は思います。
私にもゲイの知人が数人いるのですが、一緒にいると問答無用で楽しいんです。“人を楽しませる術にすぐれている”って素晴らしい能力だと思いませんか?具体的にはユーモアのセンスだったり、状況判断ができる頭の回転の早さだったり、相手のことを思いやれる想像力の的確さだったり…といろいろありますが、欲しい能力だなぁとしみじみ思います。鍛えるにはどうすればいいかって?たくさんいい友人とつきあって、たくさんいい本を読むことかな…と。
これからも、よい出会いが、ありますように。
みなさまがステキな本と出会うお手伝いができますように。
今まで応援してくださったみなさま、ありがとうございました。これからも楽天ブックスをよろしくお願いいたします。 |
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【楽天ブックススタッフ 卯】 |
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