| <<前日の日記へ | 翌日の日記へ>> |
| 2004/2/23 |
 |
『文章王』
著 者:村松恒平 出版社:メタ・ブレーン
発行日:2003年12月 本体価格:1,500円
|
コピー&ペーストで文章を書いているみなさん、こんにちは!今日はそんなあなたにぴったりのクールな教科書のご紹介です。その名も輝かしい「文章王」メールマガジン読者から寄せられた質問に、プロ編集者が答えるQ&Aスタイルの文章読本です。といってもなんだかよくわかりませんから、さっそく中をのぞいてみましょう。
>文章において自分を出すということが、具体的なテクニックとしてどういうことなのか、いまだに掴めずにいます。(中略)>実は私は、実生活でも「自分を出さないよね」「何を考えているのか良くわからない」とよく言われます。
さあ、あなたならなんて答えますか?この文章から何を感じますか?よくあるハウツー本の答えなら、
>「文は人なり」という言葉があるように……文章にはありのままの自分が出るのだから、自分自身の成長を……名文を読み、自分の心を豊かに……
まあ、なるほどと思えないこともありません。でも、この本はちょっと違います。6ページもの長い答えの中から少しずつ拾ってみましょう。
>まず、自分を出そうとする努力をしてはダメです。自分を出す方法は、努力ではなく、脱力です。心が動かないのに、言葉が浮かんできたら、それは捨てます。
どうです。スバラシイでしょう。そうでもないですか?どこがスバラシイって、それはもう、愛があるところです。
>そうすると、本当に書けなくて困ってしまうかもしれません。
こんなことを言っても、
>でも、あなたは一度困らないといけません。
こんなことを言っても、彼は決して読者を見捨てません。おっしゃるとおり、やや乱暴な答えのときもありますが、決してその人らしさを捨てさせようとはしません。
>それができれば、あなたはもう一度、編集の仕事や、書くことが楽しくて仕方なくなります。
ね?ちゃんと用意してあるでしょう。どうしたら「書くことが楽しくて仕方なく」なるか、それは本文を読むのが一番です。コピーした言葉、貼り付けた言葉、削った言葉……あなたのパソコンの中でどれだけの言葉が本当に息をしているでしょう?そんなに急いで仕事をした後は、そんなにあわててメールを書いた後は、ちょっとぐらいセンチメンタルになったっていいんじゃないですか?芥川賞最年少受賞にはもう間に合わなくったって、自分で「文章王」とか言っちゃったりしてもいいんじゃないですか? |
|
【楽天ブックススタッフ 凸】 |
|