最近、引越しを考え始めています。というのも、今の部屋に住んで3年目なのですが、「猫可物件」ということで探して住み始めた関係上、ファミリー向け物件になってしまったので、ひとり暮らしにはあまりにも間取りが広すぎるのです。キッチンも広くて、部屋は6畳の和室が2つ、なのになぜかユニットバス。ベランダが広いのは良いのですが、裏に団地があるのでイマイチ見晴らしは良くありません。ムダな広さが勿体無いからと同居人を募集しているのですが、なかなか条件が合う人がいないため「多少狭くなってもいいから家賃がもう少し安いところに引っ越そうかな」と思い始めたわけです。
そうなると急に町の不動産屋が気になり、時間があれば間取りや家賃をチェックする日々。しかしやっぱり都会の住宅事情は厳しい…。猫可となると、他の条件はかなりゆるくしないと見つからない感じです。古くても狭くてもいいから、安いところ!と思うのですが、それでもこの『間取りの手帖』に載っているような奇想天外な間取りの部屋はちょっと尻込みしてしまいます。玄関が2つあって別の部屋かと思いきや同じ部屋につながっていたり(何の意味が…)、15畳の部屋のど真ん中にキッチンとバストイレがあったり(なぜ寄せない?)。設計した人の顔も見てみたいですが、その部屋に住んでいる人の顔も見てみたいです。
001〜099まで、掲載されている間取りには番号がふられています。021の「コンビニおにぎりみたいな。」や、030の「もげる!」、032の「巣立ちの予感。」など、各部屋につけられた一言コメントもいい感じです。個人的には046の「パーマンのヘルメットの形。」の部屋が気になります。そんなバルコニーならいらないし。さらに、095以降の殺伐とした雰囲気には、思わず都会の危険な匂いを感じてしまいます。出来れば住みたくないです。
部屋にまつわるコラムもまた秀逸です。親に内緒で同棲している女子学生の話が泣けました。対談で、文筆家の石丸元章氏が提案した「扉を開けるといきなりコンビニ」というワンルームは、便利なのかどうなのか、誰か試しに作ってみて下さい。
装丁も可愛いのですが、ふと気づいてカバーを取り外して広げてみたら、全部の間取りがびっしり載っているのには驚きました。見れば見るほど味のある1冊なので、実は借り物だったのですが、自分でも1冊買おうかなと思った次第です。
しかしとりあえず、猫OKの方、どなたか同居しましょう! |