先日【平】さんが読書日記で勧めていたことも手伝って、ファミコン世代直撃の自分としては買わずにいられなかったこの一冊。どんなものかと、手にとって読んでみました。
掲載されているゲームソフトは、どれもメジャーなタイトルが多く、8〜9割くらいプレイしていたこともあり、それぞれのソフトに対する熱い思いが蘇り、プレイしてみたい衝動に駆られます。また、読んでいると思わず頷いてしまうようなネタも多いのが嬉しいところですね。キン肉マンの『ブロッケン使用禁止』や燃えろプロ野球の『バントでホームラン』などは、全国のファミコン風雲児なら誰もが記憶していそうなところです。
そして、ファミコンの周辺機器といえば、ディスクシステムははずせないでしょう。ディスクシステムは玩具屋でディスクの書き換えが安値で気軽にできて、大容量(当時)のゲームがプレイできるともあって、非常に画期的なものでした。ディスクをイメージしたマスコット『ディスくん』なんてかわいいキャラクターもいました。また、マット型の周辺機器『ファミリートレーナー』と言うのもありました。ファミリートレーナーは、自宅で運動ができるということもあり、友人宅でドタバタ足音を響かせながらプレイして怒られたものです。そういえば数年前にダンスゲームが流行していた時期がありましたが、それを考えると、このファミリートレーナーは流行を先に行き過ぎていたような気がします。あ、ロボットなんて周辺機器のもありましたね。なぜか我が家にも一台眠っているのですが、これだけは楽しく遊べませんでした(笑)
そういえば、家族みんなで遊んだりしたのも幼かった当時ならではのことでした。母親にねだって買ってもらったり、弟と取り合ってケンカしたこと、祖父母がスーパーマリオにはまって一晩中プレイしていたことなど、どれも懐かしい思い出です。あ、砂場の中にカセットが落ちていて拾ったなんてことまでありました。
もう20年も前のファミコンですが、ドラゴンクエストやファイナルファンタジーをはじめ、続編が出続けているものも多数あり、画面もあの愛くるしいドット絵から綺麗なCGに変わっています。今のプレステも確かに面白いものがそろっていますが、ファミコンにはそこにはない、シンプル且つ楽しいゲームがたくさんありました。映画のようなムービーや実写と本物の人間と大差のないグラフィックもいいですが、たまには粗いドット絵と懐かしい電子音を味わってみるのもいいものです。
【平】さんも書いていましたが、今回の収録ゲームにはメジャーなゲームをメインに収録されているので、マニアなファンには少々物足りない部分もあるかと思います。ファミコンに魅せられた自分としては、やはりもう少しマニアックなゲームの選定をしたものが読んでみたいところですね。
余談ですが、ファミコンで最後に出たゲームは高橋名人のゲームだそうです。ファミコンを最高に盛り上げた人物がハードの最後を飾る。作品の優劣はどうであれ、このファミコンの幕の閉じ方には、どことなくドラマティックなものを感じずにはいられませんでした。 |