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| 2003/5/22 |
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『13カ月と13週と13日と満月の夜』
著 者:アレックス・シアラー/金原瑞人 出版社:求龍堂
発行日:2003年05月 本体価格:1,200円
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この本は「まず、あたしにはきょうだいがひとりもいない」という一文からはじまります。「お!」とさっそく心を掴まれました。そうなんです。私もひとりっこなのです。兄弟・・・(特に兄)が欲しかったなぁ・・・。
本書の主人公カーリーは、ひとりっこもいいと思いつつも自分と同じぐらいの年の女きょうだいが欲しいなぁと思っています。ちょっと変わったところのあるカーリーは「ほんとうの友だち」もいません。同年代の理解者が欲しい気持ちがつのっているカーリーは、転校生がくる度に親友になれるかもしれないと期待しています。そこにある日、どこか他の子とはちがうところのあるメレディスという女の子が転校してきます。そのメレディスと親友になりたいと思ったカーリーは、その後「すごいこと」にまきこまれてしまうのですが・・・。
この本で私が注目したのは第1章でカーリーが語っていた「人の時間を盗んだり、死ぬほど退屈させたりするのは最低」という部分です。同年代の理解者が欲しいと思う寂しい部分につけこまれ、大事なものを盗られそうになったカーリー談です。いやいや時間は本当に大切なものだと思います。と思いつつも自分の時間の使い方を反省すれば、まだぜんぜん満足するように使えていません。そういえば時間どろぼうから盗まれた時間を人間に取り返してくれる『モモ』も大好きなお話でした。今考えるとあれは大人のためのお話の気がします。・・・時間って不思議ですよね。いろいろ考えると頭がこんがらがります。学生時代に4次元の時間軸について東大理系の友人に講義してもらったことがありますが、さっぱり解かりませんでした(笑)。
とりあえず、人を退屈させたり、迷惑をかけたりなど人の時間を盗まないように最低限のルールは守りたいと思いました。時間管理と空間管理の本『いつも時間がないA君と片づけられないBさんへ』もオススメです。自分に・・・。 |
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