学問に王道はない、この言葉の意味は十分にわかっているつもりです。
ましてや語学においては、楽して上達する方法があれば、日本の公用語は英語になり、ノヴァウサギもこの世にいないでしょう。それはわかっているのですが、でも、したくもない英語の勉強を嫌々していると、自分の勉強法は非常に遅れており、実は他にもっと効率のいい方法がって、自分は無駄な努力をしてるのではないか、とか、むしろやらない方がいいかも?と疑心暗鬼に苛まれます。
高校時代から英語が苦手で、TOEICなんか、義務付かなければ受けるハズもない私ですが、諸般の事情で受けることになり、下手な点数を取るとみっともない、付け焼き刃でもいいから、何か勉強しないと!そう焦って、色々な本を「つまみ食い」した挙げ句、最後に手に取ったのがこの本です。
まず、非常に魅力的な言葉が並びます。「英語科出身でもない。海外経験もゼロ。英会話学校に通ったことすらない著者が、突然TOEICを受験。一夜漬けで740点が取れてしまう。中年男の快挙」
おおっ、これは俺のこと?奇しくも同じ境遇だ(中年ではないですが)すばらしい!これこそ求めていた本だ!と勇躍してレジに並んでみたものの、一読した感想としては、なぜそこに「筆者は英語教材を扱う仕事をしており、恒常的に英語と接している」と書かない!毎日英語に接していれば、そりゃ700点くらい取れるって!しかも、TOEICに関する記述は半分以下で、後は関係ないじゃん!
もちろん、参考になる箇所もあります。例えば、TOEICを受ける上で必要なテクニックとして、リスニング問題では、テープが流れる前に、選択肢の部分にカンタンな和訳を書いておく、とか、確かになるほどな、という部分もあります。これは実践させていただきました。(効果の程は…)
しかし、勉強もせずに甘い汁を吸おう、という自分の根性にも問題があるのはわかりますが、一般論として、とかく英語関連の本には、言葉で煽って、中身は…という本が多々あります。次回、TOEICを受けるときは、マジメに勉強しようと心に誓ったのでありました。 |