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読書日記 2004年3月31日更新
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2003/3/11
『十八の夏』

著 者:光原百合
出版社:双葉社
発行日:2002年08月
本体価格:1,600円
翻訳物が苦手です。でも、どうしても読みたいテーマの本があって、本当に数年振りくらいに挑戦していました・・が、やはり私にとっては高い山。あー、日本語で書かれた本が読みたい、読みたい〜と思っていた暁に、衝動買いしてしまった本が、この「十八の夏」でした。

私は、本を選ぶ時、現物を手に取ってから買いたいタイプなので、本が欲しくなった時は、まず、書店で'偵察'し、我が楽天ブックスで購入します。大抵は、ひとめぼれというか、相性の問題と言うか、直感で選ぶのですが、この本は行間が美しいと思って買いました。翻訳物に疲れていたのです。ホントに。

内容は、短編が4作品。いずれも、花がキーワードとなっています。私の一番のお気に入りは、「ささやかな奇跡」です。妻を亡くした「僕」と、母を亡くした息子の太郎。ぎこちない出会いにより、心を惹かれる人に出会ったものの、息子や義母にどこか引け目を感じる不器用な男性の姿が、とても愛しく感じられます。人から見れば、奥さんを亡くしたり、母を失った子どもは可哀想だと言われるのかもしれないけど(実際、いろいろな想いがあると思います)、この親子は、決してマイナスの方ばかり向いていなくて、今を生きてるという感じがしてなりません。
心惹かれる人を息子に遠まわしに紹介して、反応を探ったり、義父母の反応を探ってあれこれ考えたり・・そうだよね、ドラマみたいにかっこよくなんていかない。いろいろな柵を感じて、超えなきゃいけない山と対峙するんだよね・・なんていつのまにか、「僕」と一心同体になってしまっていました。設定が書店員、っていうのも、私の中ではキーポイントでしたが(笑)

結末は、キンモクセイがキーワード。不器用な「僕」にちょっぴり笑えて、ホッとする作品です。登場人物がそれぞれいい味を持っていて、きっと、作者の方は、人に対してやさしい視線を向けることが出来る方じゃないかな、なんて勝手に想像してしまうような作品でした。勿論、「このミステリーがすごい!」第6位にランクインした表題作、他2点もおすすめです。ハードな読書に疲れたあなたへ・・・。
【楽天ブックススタッフ 陸】


【読書日記】では、楽天ブックススタッフが自分たちの読んだ本を日記形式で紹介していきます。

新刊本・未刊本・絶版本。定番から変わった本まで、いろいろな本が登場します。ほぼ日替わり、何が飛び出すか、乞うご期待!
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