楽天市場
ブックス
楽天トップへ
買い物かご | my Rakuten | 総合案内所 | 楽天へ出店 | ヘルプ
本・雑誌・コミックトップ楽天ブックスあなたの書斎楽空間カフェギフト懸賞プレゼント オークションフリマ
1,500円以上で送料無料  ポイントが増えるチャンス!
 注文履歴  ポイント履歴・応募  お買い物方法登録
キーワードで検索 >>本の探し方  |  絞込んで検索 >>

読書日記 2004年3月31日更新
現在の日記の件数:727件

 最新の読書日記   バックナンバー一覧  カレンダー   
<<前日の日記へ | 翌日の日記へ>>
2003/2/26
『時計を忘れて森へいこう』

著 者:光原百合
出版社:東京創元社
発行日:1998年04月
本体価格:1,900円
1999年に話題になった本を今さらながら読むことが出来ました。話はいわゆる「日常の謎系ミステリ」なんですが、どちらかというとほのぼのとした恋愛小説として読めます。っていうか読みました。北村薫&加納朋子ファンを標榜するからには、これは読んでおかなきゃならないなぁと思ってたので読んだことでひとまず満足。

主人公の若杉翠の一人称で語り進むのですが、この人がまたやたらピュア。そして探偵役をつとめる深森護(この人はシークっていう森林の中での環境教育を行う協会のレンジャー)がこれに輪をかけてピュア。この2人を筆頭にこれでもかと“いい人”のオンパレードなので冷静に自分を振り返りながら読むとちょっと気恥ずかしくなります。でも読後感はその分良くて、なんとなくた〜っぷり森林浴して癒されましたって感じです。たまには、なんの曇りもない人のココロに触れるのもいいものです。

といっても物語の中では人の悪意から生み出された事件も起こりますし、傷ついた人も出てきます。それを全て森が癒してくれるという壮大なパワーをじわじわと感じました。小説そのものは軽く読める作品でしたが、この背景がちゃんと読み手に伝わってくるのは、著者の光原百合さんが実際にこのモデルになった体験をしてるからなのでしょうね。普段なかなか触れることの出来ない森の夜の姿とか、搾りたて牛乳から作ったアイスクリームの味だとか、雪の上に見つけた動物の足跡だとか。実際に体験した人ならではの新鮮な感激がストーリーに花を添えています。いいですねこういうの。

一昨年だったか、あるパーティーで光原さんご本人にお会いしたことがあります。本の印象から、夢見がちで壊れ物のような繊細な女性を想像していたのですが、意外や意外(失礼)きゃぴきゃぴとエネルギッシュな方だったので驚きました。今になってこの本を読んでみると翠とイメージが重なります。都会の喧噪の中に生きているとなかなか自然に身を浸すことが難しいものですが、そんなときこれを読んでみると疑似森林浴をして、自然の中でリフレッシュしたような気分になれるかもしれません。
【楽天ブックススタッフ 瑞】


【読書日記】では、楽天ブックススタッフが自分たちの読んだ本を日記形式で紹介していきます。

新刊本・未刊本・絶版本。定番から変わった本まで、いろいろな本が登場します。ほぼ日替わり、何が飛び出すか、乞うご期待!
皆さんが読んだ本、良かった本、面白かった本も、私たちに教えて下さい。
お便りはrecommend@books.rakuten.co.jpまで



このページのトップへ

楽天ブックス トップ | ヘルプ | 買い物かご| 注文履歴| お買い物方法登録

ご意見、ご質問などは info@books.rakuten.co.jpまでお寄せください。
楽天BOOKSは SSL に対応しているので、クレジットカード番号は暗号化して送信されます。

Copyright (c) 2000-2003 RakutenBooks, Inc. All Rights Reserved.