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| 2003/12/8 |
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『Rie’s high!』
著 者:長谷川理恵 出版社:幻冬舎
発行日:2003年11月 本体価格:1,400円
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この本、予想外にヒットでした。長谷川理恵さんを応援したくなるくらい、そして自分も頑張ろう!と思うくらい。もともとは長谷川理恵さんのことはよく知らなくて、せいぜい芸能ニュースで名前を聞いたくらいだったのです。きっかけは、朝のテレビの「はなまるマーケット」のゲストで見かけたことでした。「ふーん、なんかノリはよさそうな人だなー。ああ、そう言えばフルマラソンを走ったんだっけ」と、初めはぼんやり話を聞いていました。マラソンを走る体づくりのために、撮影現場にも、手製のレバー煮やひじきをいつも持っていって食べると聞いたあたりから、「ん?かなり本気なんだな」と見る目がちょっと変わり、最後に「今日、本が発売になりました」と紹介されたころには、本がなんとなく気になる程度には関心を持っていたのでした。
フルマラソンを走るのは、ハンパなことではないのです。走る当日だけでなく、そのためのトレーニングがまた過酷です。しかも、成り行きで走ることになった最初のホノルルマラソンでは「4時間を切る」という目標だったのが、マラソンがその1度で終わらず何度も挑戦し、ついには「3時間15分を切って、東京国際女子マラソン出場の切符を手にする」というたいへんな目標にまで至りました。長谷川理恵さん、負けず嫌いで根性のある方なのです。モデルの仕事上のこと、Can CamからOggiに移ったとき、傲慢になっていた鼻をへし折られ、そのあと、なにくそ、と努力してプロとして立ち直った経験のあたりなど、実際、私はここの部分をぱらぱらと読んで、ただのお気楽な「タレント本」ではないものを感じて、この本を読んでみようと決めたのでした。確かに、雑誌の表紙を飾るというのは、売れ行きを左右するたいへんな舞台であり、カメラマンとの真剣勝負、最高のショットを撮るために、ただの外見だけではなく、月並みな言葉ながら内面からにじみ出る魅力というのを作り出していく、全人格の勝負なのですね。そういう仕事を長く続けているだけでも尊敬に値するのだと、私も考えを改めました。
2か月のトレーニングのあとのぞんだ初マラソンのホノルルでは、目標の4時間を見事にクリアして、そのあと、スタイリストの人にこう言われたそうです。「今までの中でいちばんいい顔してるよ」「本当にきれいだったよ」。そうでしょう。努力のあとに目標を達成した、最高のいい顔だったことと思います。「マラソンは30kmからが勝負」で、もう死にそうなくらいなのを、気力を振り絞ってゴールに向かうそうです。「『ダメだ』と思った瞬間、すべてが終わってしまう。限界というのは単に自分が決めていたことだったんだ」。この言葉を見て、ああ、これがわかっている人なんだ、やっぱりタダモノではなかった、と感じました。だからこそ、厳しいトレーニングにも耐えて、感動のゴールに飛び込む瞬間を手に入れられるのですね。
モデルとして、ランナーとして、からだを作るために食べるものには気を配っていて、そうしたことから、勉強して「野菜ソムリエ」の資格を取るまでになったのだと知りました。はっきり目標もあって、そのために努力もしていて、全体を通して、すごく人生を楽しんでいる、という雰囲気が伝わってきました。そして、応援してくれている「彼」も含め、まわりの人への感謝の気持ちも忘れていないし。「自分があきらめさえしなければ、必ず目標に近づける」という言葉どおり、いつか近いうちに、東京国際女子マラソンを走る姿が見られることを願っています。 |
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【楽天スタッフ 笑】 |
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