もう12月…そろそろクリスマスですね。きゅんとくる「クリスマス」のお話を読みたくないですか?私の好きなクリスマス絵本の中でもTOP5に入るこの絵本。がまくんとかえるくんシリーズの中の1冊である「ふたりはいつも」は、冬のお話が2つと、春、夏、秋が1つづつと全部でお話が5つ入っています。
その5つのお話のひとつに「クリスマスイブ」があります。がまくんはクリスマスイブにごちそうを作ってかえるくんを待っています。がまくんのおうちの時計は壊れているので、時間がわかりません。「かえるくん おそいなぁ」とがまくんは心配になります。かえるくんは穴に落ちたのか、森で迷っているのか、けものに襲われているのか・・・がまくんの想像は悪い方へふくらみます。この気持ち解りますね。子供の頃は親がちょっと遅くなっただけで、何かあったのかと心配になったものです…。アーノルド・ローベルの絵本は子供の気持ちを自然に可愛く表現していて、いつも感心させられます。あぁ、こんな気持ちあったなぁとほのぼのしてしまうのです。
「よし!かえるくんを助けに行こう!」とがまくんがいろんな準備をして家を飛び出したところにようやくかえるくんが到着します。かえるくんはがまくんのためのプレゼントを用意していて、遅くなってしまったのでした。無事だったかえるくんをみて、がまくんは言います。「かえるくん、きみといっしょにクリスマスを過ごせてとてもうれしいよ。」と。
これこそ素敵なクリスマスの過ごし方だなぁと思いませんか?かえるくんのプレゼントもがまくんに必要なものをきっちり持ってきてくれています。楽しいクリスマスの過ごし方とプレゼントの基本がここにつまっている気がします。私の生活の理想がつまっているがまくんとかえるくんシリーズ。本書に収録されている「クリスマスイブ」以外の4つのお話も素敵ですよ。あぁ四季を通してかえるくんとがまくんのように暮らしたい! |