「クリスマスってなぜこんなに世界中がお祭りになるんだろう?」って不思議に思ったことありませんか?
そんな疑問に答えてくれるのが、この定番中の定番「クリスマス・カロル」です。クリスマスの日、ケチで頑固な老人・スクルージのところに、友人の幽霊が現れます。そしてその予言通りに翌日から3人の亡霊が次々彼のところを訪れ、過去、現在、未来を見せてくれます。
スクルージの貧乏でも明るかった過去、暖かい心を失って友達もいない現在。また現在のクリスマスの亡霊は、街に出ていろんなおうちのクリスマスを見せてくれます。寂しいと思う心までなくしていたスクルージも、家族、友人が集まって(例え貧乏でも)せいいっぱいクリスマスをお祝いしているのを見て、心がほどけてきます。…そうなんです。宗教に関係なくクリスマスは大切な人と「今年もありがとうね。来年もよろしく!」と確認し、誰もが優しい気持ちを取り戻しましょうという日なのです。だから国や宗教に関係なく普遍的に広まっているのではないでしょうか?ね。
忙しいを言い訳に大切なものを忘れていませんか?スクルージはお金に目がくらんだ人のお話ですが、読む人それぞれによって、何に目がくらんでいるのかは違うでしょう。自分にとって何が大切かいつも考えていないと、大切なものを忘れていることまで分からなくなってしまって大変なことになってしまいます。「最近ちょっとズレてない?」って忠告してくれる友だちも…大切に。大切に。そして、やり直しはいつでも遅いことはありません。軌道修正は恥ずかしいことではないのです…。そんなメッセージを1年に1度思い出してみませんか?クリスマスがくる度に読みかえす名作です。 |