漫画好きの自分が毎月購読しているコミック誌と言うと、週刊少年漫画雑誌でもなく、少女漫画雑誌でもなく、独特なラインナップがお気に入りのコミックビーム。 そしてその中でも毎月楽しみにしていた漫画の一つが、この「おさんぽ大王」でした。そんな「おさんぽ大王」も今回の7巻でついに最終巻。学生のころから愛読していただけに少ししんみりです。
この「おさんぽ大王」は作者である須藤真澄先生が、様々な場所をタイトル通りにお散歩しながら面白く紹介していくレポート漫画です。ときには都会の真ん中の東京タワーへ、そしてときには海を越えたネパールへと、国内外を問わずレポートしてきた本作もこれで見納め。最終回の場所は、有終の美を飾るのに相応しい、あの下町の名所(正確な地名は伏せておきます)です。最終回とは思えないほど、いつもながらのほのぼのとした展開で終わらせてしまうあたりに、ファンとしては続編の予感を感じずにはいられないです。
毎回読むたびに思うのが、名所と呼ばれるような観光地も面白いのですが、日常生活で普通に通っていて街並や、調べないと存在していることすら一生知らずにいるのではないかと思うような隠れた名所などのレポートが秀逸です。紹介している場所がどこであっても、読んでいるうちにその場所に行ってみたくなる衝動に駆られてしまうのは、やはり作者の力なのでしょうか。
最終巻まで読んだことだし…と思って、1〜6もついでに読み返したところ、更なる旅の衝動に駆られてしまいました。今週末は連休もあることだし、ふらりとどこかに行ってみようかと思います。おさんぽと言う名の自分を探す流浪の旅にでも…。 |