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| 2002/7/24 |
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『とても大切な愛』
著 者:李英愛/金暎姫 出版社:二見書房
発行日:2002年06月 本体価格:1,500円
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映画『春の日は過ぎゆく』を見ました。韓国映画というと『シュリ』しか知らなかったのですが、しっとりと愛を描いた『春の日は過ぎゆく』は、映像も美しくとてもいい映画でした。その主演のイ・ヨンエ(李英愛)さんのエッセイが出ているのを見つけ、さっそく読んでみました。
化粧品のCFでの「酸素のような女」というイメージや「理知的な美しさ」という言葉で語られる彼女は、文字通り「美人」なのですが、映画では、キリッとした表情と対照的な笑顔が特に印象的でした。エッセイを読むと、子供のころから家族やまわりの人の愛を感じながら育ってきたことや、今、おとなになってからのしっかりした考え方感じ方が伝わってきて、イ・ヨンエさんの表情をかたちづくっている内面に近付けた気がします。恵まれない子供に寄付をしているというのも、家族愛を大切にしているからこそでしょう。
愛読書は『無所有』という本だそうです。「幸福とは何かを所有することで得られるものではない」と語っているし、また、撮影でインドを訪れたときに修行僧(サードゥー)から受けた説法から引用されていたのはこういう言葉でした:「人間の身体は殻にすぎない。殻は本質ではない。今、あなたが所有しているものに不満があるならば、全世界を所有したところでもっと大きな不満が残るであろう」。韓国でトップ女優の座にいるのに質素にしているそうで、そんな彼女の生き方のベースになっている思いがかいま見えています。
『ノルウェイの森』や『冷静と情熱のあいだ』を読むというところには親近感もおぼえます。韓国で放映された『花火』という彼女主演のテレビドラマが是非見たくなりました。これって日本では手に入らないものでしょうか。
演じることにとても真剣に取り組んでいるし、韓国内にとどまらず、日本にも、世界にも、これからますます活躍の場を拡げて大きくなるひとですね。きっと。 |
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【楽天スタッフ 笑】 |
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