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| 2002/7/10 |
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『日本「地下経済」白書』
著 者:門倉貴史 出版社:祥伝社
発行日:2002年02月 本体価格:1,400円
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「まじですか!?」正直、こういう感想でした。知らないところで動いているお金って大きいですね。実はこういうお金の動きこそ把握すべきで、それが側面的に実経済に大きな影響を与えているんだそうです。紹介されている1つ1つの事例を、読めば読むほど、これらを把握しない、影響の度合を勘案しないで経済的な推計や展望を述べても意味が無いジャンって思う気持ちが強くなる本です。現実味を持たせるために引き合いに出している実経済指標が、「自動車盗難の被害額が日産の営業利益と同じ」とか、「覚せい剤の売上は製薬メーカートップの武田薬品の数倍」とかのように、関連する業界やトップ企業の大きな指標だったりするので、非常に身近で実感を伴うと共に、思わず知ったかブリして周りに「自慢」しまくっちゃう自分に出会えます。(^○^)私なんか、最近は外部の講演で使わせてもらっています。この市場規模は実経済としては○○の年間総生産額に相当するんです。でもそんなこと言われても実感湧かないですよね。金額の規模で言うと、キセル乗車での交通各社の被害総額に相当しますって感じで。(あんまり良い例じゃなかったですね。)
内容は、数ページで1つの話題というふうに簡潔にまとめてあり、どこからでも興味のあるところから読めます。目次を読んでいるだけで楽しいと言うか、読みたくなるように目次の書き方にも工夫が見られます。各章とそのなかの話数、代表的な話は以下の通りです。
第1章 欲望とフーゾクの地下経済 16話
・・・・・・援助交際の市場規模は東京都の借金とほぼ同じ額!?
第2章 身近な「悪」の地下経済 13話
・・・・・・書店の恐怖、万引きの増大!?
第3章 犯罪と地下経済 15話
・・・・・・年間三兆円の脱税額! 脱税規模は他先進国を圧倒!
第4章 日本と世界の地下経済 14話
・・・・・・ゴルゴ13も口座を持つスイス銀行!
いやあ、うちはネット専業の書店で良かったです。万引き無いですから。(失礼!)しかしながら、不景気だからこそ、デフレ時代だからこそ儲けている人って、いっぱいいっぱいいるってことを、分かりやすく、面白く読ませてくれる本でした。
僕も新しいアングラビジネス始めようっと。内緒だけど。誰か一緒にやりませんか?仲間募集!わっはっは。
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【楽天ブックススタッフ との】 |
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