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| 2002/5/31 |
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『神風』
著 者:石丸元章 出版社:飛鳥新社
発行日:2001年11月 本体価格:1,500円
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相変わらずハードコア。石丸元章といえば薬物で病みまくったレポート『Speed』が衝撃的代表作であるならず者(?)ライター。文章のテンポがハヤく言語センスがいいのでかーなーりおもしろい。
その石丸元章が今回謎の依頼を受けて作った本書は「現代」の視点から見た神風特攻隊物語。元神風特攻隊の人々を取材しまとめた本書は「オレ達のイカレた時代をイカレた時代を生きるキミ達に伝える・・・」と冒頭にあるように、かなりイカレたテンションでつき進む。
神風特攻隊とか自爆テロとか、今の日本に住んでいる私達には理解するには遠すぎる。遠くていいけど「知らなくていい、しらんぷりしてていい」ってコトとは違う話だ。事実は知って、できる限り正確に知って、自分はどう思うのか、考えてみることが必要だな。ってあたりまえのことを改めて・・・思った。お涙ちょうだいの戦争反対もの、気分が高揚する好戦的な戦争ものとはだいぶ違う新しいテンションの本だけれども、今の日本の若者との温度差が一番ない戦争の本なんじゃないだろうか。
とにもかくにも石丸元章のブッチギリの文が相変わらず最高だった。な。 |
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