「なんで5巻からなの…」という話はさておき…映画を見る前に読んでおこうと購入してから苦節6ヶ月。ようやく私の中の指輪物語が動き始めました。1巻にチャレンジすること3回、毎回毎回ホビット庄を出ることも出来ず挫折をしていたのです。よりによって映画を先んじて見た知人に「長いけど、面白くなかった」とさらっと言われ、映画を見る気も半減し、このまま指輪物語に触れることなく終わるかと思っていたのです。正直のところ「一応本屋だし、見てから読むなんて恥ずかしいこと出来ないなぁ。」という気もありました。
そういうさなか、○善(←そのままだ〜)のFさんの「「指輪」観てみてください。僕も1巻も読めない人です」という言葉に勇気づけられ映画館に足を運ぶこととなったわけなのです。今回映画化されている第1部(旅の仲間)は本のボリュームも一番の部分なので、映画を見ている分にも省略された部分が伝わってきました。まあでも、本筋はわかりましたし美形の多さにどっぷりはまりこむことが出来ました。こうなると気になってくるのは冒険の続き。登場人物の姿形が頭の中に入ったところで、冒険の続きの第2部から本を読み始めることにしました。だから5巻からなのです。
世の中には同じことを考えている方も多いらしく、楽天ブックスでも現在は5巻が最も売れています。伏線が絡み合っているためちょっと読んだだけでは分からない点もいくつかあるのですが、それはそれで楽しく読めます。個人的に好きなのはエルフのレゴラスとドワーフのギムリの友情物語の部分。実はこの2種族は本来仲が悪いので有名、ところが旅を続けるうちにいつしか一番気の合う仲間になっていて、冒険が終わった後にお互いの故郷を旅しあう約束をしているところなぞ思わず胸が熱くなります。(余談ですが、映画でボロミアがメリーとピピンに剣を教えているところにぐぐっと来ました。これぞ仲間って感じじゃないですか?)
それにしても、映画で印象づけられたイメージと原作のキャラクターイメージは随分違います。どっちも味わってみないといけませんね。原作に挫折し続けたみなさん、本棚のこやしにしてしまっているみなさん、ちょっと邪道ですが“映画を見た後5巻から読む”のをオススメいたします。これなら読めます!それでは私は一足先に最終章【王の帰還】で冒険の達成を見届けることにするとします。 |