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| 2002/3/29 |
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『肩ごしの恋人』
著 者:唯川恵 出版社:マガジンハウス
発行日:2001年09月 本体価格:1,400円
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この本は以前から買おうかどうしようか迷っていたのですが、【瑞】さんが読書日記を書いているのを見て、「持ってるなら貸して!」とお願いして借りたその日に読破しました。
ずっと親友同士だった2人の女性が主人公。正反対の性格をした2人に対して私が最初に持ったイメージは、「他人も自分も信じられない、自立した女」である萌と、「欲しいものは何が何でも手に入れる、女王様気質の女」るり子、という感じです。
正直、どちらの女性にも共感できなかったので、最初は読み進めるのが大変でしたが、話も中盤を過ぎると、「自立した女」であるはずの萌が意外といきあたりばったりで流れに身を任せた生き方をし始めたり、自己中心的で他人に迷惑をかけっぱなしのるり子が、信念を貫きつつも彼女なりに自らの手で人生を切り開き始めたりと、彼女たち自身が変化したのに助けられて最後は一気に読み終えてしまいました。
冒頭ではどちらの女性も人生を楽しんでるように思えなかったけれど、最終的には希望を持ってこれからの人生を歩んでいけそうで、なんとなく安心。しかし、小説を読みながら「これからの生活はどうするの?!」とか、現実的に物事を考えてしまうのはよくない傾向ですかね…。 |
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【楽天ブックススタッフ 菊】 |
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