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| 2002/2/5 |
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『日日是好日 「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』
著 者:森下典子 出版社:飛鳥新社
発行日:2002年01月 本体価格:1,500円
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2月1日号のBRUTUSで「BRUTUSが本を630冊選ぶ」という特集をやっていた。その特集の最初に「ヒトは本を選んでいるつもりで、実は本に選ばれています。あなたが素晴らしいと思う本には、必ずあなたのことが書いてあるからです」という文章があったのだが、うーむ、納得。納得。
本書は「お茶」の本。私は「お茶」のことなど何も知らず、本書も積極的に読んだわけでもなかった。が、この時期このタイミングでこの本を読んだことは、やはり本に選ばれた気がした。
「お茶」とはただの行儀作法ではなく『自分ではみえない自分の成長』を実感させてくれるものらしい。例えばオチこんでいた日々から脱出したときに感じる、世界が明るくなり空もキレイで「ひとまわり成長したなぁ」って瞬間のように、世界がパァッと広がる瞬間の醍醐味を何度も何度も味わうことができるものらしい。季節の「匂い」や「音」を五感で感じれる「感覚」も鍛えてくれるらしい。もちろん立ち振る舞いも美しくなり気品も身につくみたいだ。知らなかった。「お茶」はそういうものだったのか!ちょっとやってみたくなった。(ちょっとやっても続けなければ意味ないだろうけど・・)
著者が「お茶」を通して感じた『五感を使って今を味わい、過去も未来もなくこの一瞬に没頭できたとき、人間は自由のなかで生きていることに気づく。そうやって生きていけば「日日是好日−毎日がよい日」になる』というこの考え方、若輩ながらぼちぼちわかっていると思う。人生は「今」の積み重ねでしかない−ということを「お茶」ではないが、今に没頭する瞬間をたくさんもっているため(もつようにしているため)感覚でわかりかけているのだ。「今を生きる」とか「今を味わう」とかコトバにしたとたんにダサくなって気持ち悪いけど、日々を楽しくシアワセに生きる方法のひとつであるのは確かだと思う。
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