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| 2002/10/31 |
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『小惑星美術館』
著 者:寮美千子/小林敏也 出版社:パロル舎
発行日:1992年01月 本体価格:1,400円
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そっくりだけど違う世界にきてしまった主人公ユーリ。ここが未来なんだか地球なんだかもわかりません。友だちも同じようで違うようで・・。その世界でユーリは「掟」だと言われて「小惑星美術館」に連れて行かれます。
豊かに実るトマト、有害な波長の光を取り除いたやわらかな太陽光線、まったく同じ形の魚や牛・・・。汚染も病気もなくここはパラダイスかと思われますが・・・何かヘンです。水晶のエレベーターに乗り、キレイな美術館での冒険の後にユーリが解いた世界の謎とは?私はこの謎について考えると「風の谷のナウシカ」を思い出しました。どちらの本も今の地球について大切なことが書かれていると思うので、大人にも子どもにもオススメです。
この本で私が気に入ったのは、地球がラジオに例えられているところ。地球は緑の夢を見るためにステキな歌を歌っているのだそう。私たちの受信機は鈍っていてラジオの歌が聞こえていないみたいですが・・。
本書が書かれたのは1990年。この12年で地球はどう変わったんでしょうか?実際、環境はますます悪くなっているんでしょうか?ふと気付くと最近の異常気象に慣れてきてしまった自分がいてゾッとしました。ちょっと大きな視点でモノを考えた1冊です。そしてたまにはこういう環境の本も読んでみることにします。『日本人の知らない地球環境汚染』
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