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| 2001/8/16 |
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『ダレン・シャン〜奇怪なサーカス〜』
著 者:ダレン・シャン/橋本恵 出版社:小学館
発行日:2001/07 本体価格:1,600円
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お盆の帰省。お供にしたのがこちらの本でした(あとは雑誌の『メフィスト』と『本の雑誌』)、この本は発売と同時から相当な注目本でした。なんたって帯がいかしてます“J・K・ローリングが激賞!”国内の本で言えば“京極夏彦が激賞!”くらいなもんなんでしょうか?日本国内では何となく横のつながりが垣間見えるためいつもはあまりこの手の言葉は信用しません。(と、言いつつも北村薫が誉めていると思わず読みたくなってしまうんですけどね)でも、今をときめくJ・K・ローリング。ハリー・ポッターの生みの親が誉めているんだから読んでみようか・・と思いっきり出版社戦略に嵌った私は在庫搬入を待ち購入したのでありました。
ここから下ネタばれしそうです。未読の方はご注意下さい。
で、結論からいってしまうと「次回にご期待」というところ。過剰に期待しすぎたのかもしれませんが、ちょっと物足りませんでした。この物語、ファンタジーではあるのでしょうが、夢がないというか毒がある。なんとも不思議なお話しでした。
主人公のダレン・シャン少年は友達と一緒に“フリークショー”を見に行きます。そのショー自体決して認められるショーではないのですが、このショーで出てきたタランチュラにくぎ付けになったダレン少年は、ヴァンパイヤの持ち物であるのにもかかわらず盗み出すという暴挙に出るのです(そこまでするか?)。で、猛毒のタランチュラを手なずけ、友達と遊んでいたときに事故が起り友達が噛まれます。病院に運ばれたというのに、医師たちにはどうやっても原因が分からず、右往左往(ダレンが原因をしゃべればどうにかなったかもしれないのに)で、ダレンはそのヴァンパイアと取引をして、友達の命を救うかわりに自分をヴァンパイヤに捧げるのです・・・
一言で言うと自業自得なのです。壮大な敵もないし、元に戻すべき世界もない。となると先が読めない。ヴァンパイヤになったダレン少年は一体どうなっちゃうのか?何を目指して旅を進めるのか?わからないことだらけです。だからやっぱり2巻目が出たら読んじゃうんでしょうね。そう・・今回の巻でも山場でしたが、ヴァンパイアになった以上人間の血を飲まないと生きていけないのです。ダレンはその選択肢をどうするのかが一番の興味です。2巻は9月に発売とのこと。発売したらサイトで紹介しますので、ダレンファンのみなさまお楽しみに〜 |
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【楽天ブックススタッフ 瑞】 |
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