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| 2001/10/26 |
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『日本読書株式会社』
著 者:本の雑誌編集部 出版社:本の雑誌社
発行日:2001/09 本体価格:1,500円
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この仕事をやっていると「面白い本を紹介してください」という依頼や「何か面白い本ありませんかね?」という質問をよく受けます。本好き同士のあいだでは「こんにちわ〜」のかわりになるくらいに「最近何読んでます?何が面白かったですか?」なんて会話が飛びかいます。そのくらい面白い本探しへの情熱というものは計り知れないものなのです。ああ、そうそう。先日私の尊敬する書店員、深夜プラスワンの浅沼さんにお会いしたところ、別れ際に「面白い本あったら教えてね、こっそり一人で読んじゃ駄目だよ」とおっしゃってました。隠れ家のような居酒屋さんは独り占めしたいけれど、いい本はみんなで読みたい。有り難い文化です。
そんなこんなで、ここのところ本については相談されることが増えてきたのですが、私の過去履歴ではまだまだ書物の海は泳いで渡れません。お恥ずかしい話ですが、ナビゲーターが欲しいのは私の方です。で、そんな私たちも大喜びの素敵な企画が、この本の元になったWEB本の雑誌の「読書相談室」なのです。
例えば「何か大恋愛を描いた小説ってないですか?」とか「○○を読んではまっちゃったんですが、次にどんなのを読めばいいですか?」はたまた「南の島に持っていくのに適した本は?」なんていう読者からの質問に北上次郎さんや、大森望さん、池上冬樹さんら著名な本読みたちが答えてくれるのです。TPO別なんて相談と回答をみていると、人生相談の様相もあり「あぁ書物とは常に人生に寄り添っているものなのだなぁ」なんて哲学的な事を考えちゃったりもしました。そんなやりとりは、WEBの時からおもしろいコンテンツだと思っていたのですが、この度めでたく本になって登場。充分に堪能させていただきました。
何がめでたいかって、私の相談も掲載されてるんです!それも回答者は北上次郎さん。実はこのページが始まったばかりの頃実験もかねて相談してみたのです。そしたらすぐに返事があって(それも丁寧な)いたく感動したものでした。その問答が紙の上に活字になっていてさらに感動。大事な想い出にしたいと思ってます。
こんな本探しサービスは本来ならば書店の役割なんだと思います。(ソムリエならぬ、ヨムリエを登場させた小説もありました)特にネット書店は特有の双方向性を活かしてこういう方向に特化出来たらなぁ、というのが以前からの夢なのです。本の面白さに気付いてくれる人が増えてこそ、活字文化は広がっていくはずですものね。まだまだ力不足ではありますが、自分たちの感動を少しでもおすそわけ出来る楽天ブックスでありたい!と決意を新たにしております。そんな我々の一歩先を行く「読書相談室」みなさんもぜひ使ってみて下さいね。 |
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【楽天ブックススタッフ 瑞】 |
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