| <<前日の日記へ | 翌日の日記へ>> |
| 2001/1/19 |
 |
『地中海の猫』
著 者:岩合光昭 出版社:新潮社
発行日:2000/11 本体価格:2,200円
|
楽天ブックスも1月1日の開店から半月が経ちました。機能限定のプレオープンサイトにもかかわらず、多くの皆さんに来ていただき、色々なご意見や、本の感想、紹介を寄せていただいております。この『地中海の猫』も、bell-jarさんから感想をいただき、商品ページに掲載いたしました。本当、どうやって撮ったんだろう、と思うようなインパクトのある表紙ですね。写真家、岩合光昭さんによる地中海の国々、六カ国の猫めぐり。
昨年、ハンス・シルベスターの『Loving in the Sun』(小学館)というギリシアの島々の猫をテーマにした写真集が発刊されています。『地中海の猫』と見比べてみると面白いのですが、こちらは、主にノラの猫親子を接写したもので、背景の海辺の町は、おおよそフレームの外にあります。そのかわり、愛らしい猫親子の様子を、とっくりと見ることができる(親子とはいえ、毛色の違うこと。面白いですね。思わずニヤけてしまうんだけれど)。『地中海の猫』は、街並みや建造物、その街に暮らしている人々、といった「情景」を広角でとらえ、その間で暮している猫たちを写し出しています。漁師に魚を投げてもらうのを待っているシチリアの猫。マドリッドの繁華街の猫。ベネツィア、サンマルコ広場の猫。躍動する猫たちの生活感が伝わってきます。素材はそう違わないのに面白いなあ、と思いました。
私の家の近所には大きなお寺があって、沢山のノラ猫たちが暮らしています。ウチの猫たちも、ここ出身なのですが、現在は室内のみの生活。越してきて2年程度ですが、お寺のすぐそばの車道で轢かれた猫を、もう5、6匹見ています。道端にビニール袋が落ちているとドキっとするようになってしまいました。太陽の光の下に暮す猫たちのいきいきとした写真を見ると複雑な思いもするのですが、猫の幸せって何、とわかりもしない猫のキモチを考えたりしています。 |
|
【楽天ブックススタッフ 知】 |
|